トライアスロン仲間を増やしたい

自己紹介・活動紹介など

1.紹介~トライアスロンご存知ですか?


皆さんは「トライアスロン」という競技をどれほどご存知でしょうか。
おそらく一度は耳にしたことがある一方で、自分とは縁の無いスポーツだと思ってはいないでしょうか。

トライアスロンは1970年代のアメリカで誕生した「スイム」「バイク」「ラン」の3種目を続けて行うスポーツです。2000年のシドニー五輪から五輪種目に採用され、2016年の岩手国体から国体正式種目にも採用されています。
秋田県内では、例年、にかほ市で「秋田トライアスロン芭蕉レース象潟大会」が開催されており、今年(開催されれば)第35回を迎えます。

(ちなみにオリンピックや国体、そしてこの象潟のトライアスロンも、全て距離はスイム1500m、バイク40㎞、ラン10㎞で行われています。ただ、大会によって、もっと距離の長いレースもあれば短いレースもありますので、自分にあった距離の大会に参加できます)

「泳ぐ」ことも「自転車を漕ぐ」ことも「走る」ことも、きっと今この文章を読んでくださっている心優しい読者の皆さんは、全て経験しているはずです。
得意不得意はあるかもしれませんが、ゆっくりでもあきらめずに前進し続ければ、必ずゴールにたどり着くことができる、子どもからお年寄りまでスポーツが苦手な人でも何歳からでも始められるのがトライアスロンの魅力です。(私自身も運動は好きですが、得意ではありません)

2.動機~トライアスロンは(秋田で)持続可能か?


現在、日本国内のトライアスロン競技は、JTU(日本トライアスロン連合)という組織が統括しています。このJTUのもとに各都道府県の加盟団体が集まっており、秋田県の場合は「秋田県トライアスロン協会」が加盟団体として存在しています。
私はこの「秋田県トライアスロン協会」で事務局長を務めています。

トライアスロンの愛好者は全国におりますが、その多くが都心部に集中しており、地方の加盟団体の登録者は減少傾向にありました。

そこに追い打ちをかけるように、コロナ禍の影響でここ2年、ほとんどのトライアスロン大会が中止となっています。トライアスロンはマスクを着用したままでは行えませんから、中止もやむを得ないと思います。
しかし、大会が開催されなければ、愛好者の数(=仲間の数)はさらに減ってしまいます。

トライアスロンは個人競技ですが、参加する人が少なくなってしまえば大会を開くことができません。そもそも、大会を開くためには審判やボランティアの方々など多くの「支える人」がいなければ成り立ちませんし、沿道の観客(=「見る人」)がいるからこそ、大会は盛り上がります。

元々減少傾向にあった秋田のトライアスロン仲間がこれ以上減ってしまっては、いよいよ秋田でトライアスロンを続けていくことが難しくなってしまうかもしれません。
秋田に仲間がいなくなっても、都心部に行けばトライアスロンの大会に参加することはできるでしょう。

しかし私は、「トライアスロン」というスポーツを一部の(都会の)人だけのものにしたくはありません。
「秋田」に生まれ育つ、将来の子どもたちにも「トライアスロン」という競技に触れる環境を残していきたいと思っています。

この現状への危機感から、とにかく何か動かなければと思い、私は「あなたラボ」に参加することにしました。

あなたラボnoteより抜粋

あなたラボ成果報告会の発表資料・展示用資料

こちらの取組もご覧ください

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